株式会社を作った後に「出資者に配当金を出す考え方」と「配当金後の決算」

2019年2月12日

他者に、御菓司屋が創った株式会社を見せる時。
まず、株式会社の公開からお伝えします。

まず、何を、見せるか?

株式会社を他者に見せる時に何をみせるか?

(1)定款の業種
(2)決算書

(1)から説明します。
まず、真っ先に見せるものは「定款(ていかん)」です。
定款には「その会社が何で、お金を儲けようとするか(稼ごうとするか)が書かれてる」

例えば、飲食業であったり、農業であったり、不動産業であったり、業種を書く。

この定款を見た人は、この会社は何をしようとしているのかを理解できます。
その他には、当然であるが代表者氏名や住所や資本金が分かります。
これで、この会社の形は、見ることが出来る。

(2)次は「決算」だ。

この会社が、どのような収入と支出を行っているか? どれだけ資産を貯めているのか?
それが「決算書を見たら分かる」
この2つがあれば、まず「どんな会社で、どのような財政状況か?」は理解できる。

さらに突っ込んで説明する。

他者に説明する時は
1番に「その会社が何をしようとしてる会社なのか?」を説明すること。
2番に「お金の出入りを、事細かに伝えること」これでOKだ。

この2つを伝えることで、他者は、その会社の未来を、予想することが出来る。
つまり、成長を見込めそうだと思えば、つまり儲ける可能性を見出せば投資する。
無理だと思えば、撤退する(スルーする)。

株式会社にて。配当金のタイミングと、配当金の金額は、どう決めるのが普通か?

次は配当金を中心に考えたい。
例えば、配当金を渡すタイミングだ。
株主に対して「配当金の条件」を書いた書面を用意する。

この場合、一般的には「世間」と比較する必要がある。
世間の何と比較するか?

それは「世間の金利」だ。
分かりやすく言うと「世間の金利」よりも高く配当する会社は「魅力的な会社」となる。

具体的に言うと、今の銀行預金の金利は0.01%程度です。大手は0.001%。
0・01%の場合を計算すると。
100万円預けて、1年後には、ほぼ100%の可能性で「100万0100円」になる。
つまり100円増える。100円かぁと落ち込むかもしれない。
ただし、この金利の銀行は「破綻するリスクは低い」。
でも、そこら辺のさっき登記したばかりの胡散臭い株式会社は違う。(あえて胡散臭いと書いたが)
100万円で株を購入したら、それが翌年には、会社倒産で0円になるかもしれない。
リスクが高いのだ。

だからこそまず、配当金を出す株式会社を創ろうと思った場合に
「自分の会社をランク付け」する必要がある。

「会社の信用ランク付け」

Aランク・・・ 大手銀行レベル
Bランク・・・ 1万人以上の従業員の会社
Cランク・・・ 上場企業全般
Dランク・・・ 非上場のベンチャー企業
Eランク・・・ 出来たばかりの未決算の株式会社

この5つのランクに分けたとする。Aランクに近づく程、金利は低くても良い。
逆にEランクは、普通は金利が高くないとお金は集まらない。(お金を集めること自体も簡単では無いが)

だからこそ、A~Eで、次はさらに具体的に金利数字を当てはめたいと思う。

「会社信用ランクにおける金利」

Aランク・・・ 0.01%
Bランク・・・ 2%
Cランク・・・ 4%
Dランク・・・ 8%
Eランク・・・ 12%
※B~Dランクは、例えば海外の債券レベルだと思ってもらっても良い

当然この金利は、あまりに大まかな具体的数字でしか無い。
今回言いたいことは

「出来立てほやほやの未上場の訳の分からない株式会社に出資してくれる人に対して。世間的相場として、金利10%は提供しなければ、経営者としての甘えになる」

つまり
「1000万円の出資があれば、年間に100万円は、配当金の準備が必要。配当金を渡す必要がある(経営者の、漠然とした目安)」と言うことになります。

さらに突っ込んだ話を進めます。

出資者に対して、配当金を出す条件の考え方

次は、設立した株式会社で、配当金を出す条件を考えたいと思います。

例えば・・・
創業して、利益が出なかった場合。赤字になった場合に。
配当金を出す「必要」はあるでしょうか?
答えを言います。
一切出す必要はありません。
何故か理由を言います。
赤字なのに、配当金を出して、会社の資金繰りが苦しくなって、取引先に未払いになりました。
結果、倒産しました。だって、配当金を支払ったので、お金が無かったから・・・。
だと、話にならないから、です。ですよね? (笑)

だからこそ!!
「配当金は、どのような時に、上限でいくらまでを出します」と「予め」決めておく必要があります。それが株式会社の経営者が可能な、出資者に対する説明です。つまり「出資者に対する未来の説明」です。
上記の定款で書く(1)の部分です。

出資者に対して、配当金を出す場合の具体例

配当金の金額を具体的に説明します。
「設立して間もない、未上場の訳の分からない(笑)、株式会社を例に出します」
Eランクの会社の場合。
この会社の金利は10%に設定しなければいけません。(10%以上)
その理由は、そのくらいの金額にしないと「世間相場と比較して下になってしまう」からです。
極端な話をしたら。
他者からしたら、金利10%に設定した場合は「低くも無いが、高くも無い」となります。

次は、資本金がいくらなのか? です。
出資金の合計額がいくらか? を考えます。
例えば、1000万円の場合を考えます。
純利益が100万円無いと、10%の配当は出来ません。
つまり、結論を先に言います。
「資本金(出資の合計)の10%を最大の配当金にする」でOKです。
出来たばかりの株式会社の場合は、資本金(出資の合計)の10%を、最高額の配当金として考えればOKです。
ある投資家(他者)に渡すのは、その投資家が持つ出資比率で分配すればOKです。

全資本金(資本金合計 ※あえて「全」と書きます) × 10% × 資本比率 = ある投資家が受け取る1年間の最高額の配当金

となります。具体例を出すと、100万円を出資した人は10万円が年間の最高額の配当金になります。
だから、条件を付け加えます。

純利益が、100万円に満たなかった場合。純利益が配当金合計になる

でOKです。

つまり、その少ない純利益を、出資比率で分配すればOKです。

「この数字を、とりあえずの足掛かり(目標)」
とすればOKです。

配当後の決算の考え方

また書きます。

株式会社設立が億劫な場合

株式会社設立には、費用や手続きが必要です。
それは面倒・・・。と言う場合。
まずは「個人事業主」の届け出をして、事業をスタートする方法があります。
とにかくやってみる。(笑)
具体的に書きます。

(1)個人事業主届けを出す
(2)出資者への説明。
※具体的には、株式会社設立が税制面でも有利になれば、株式会社化する。その旨を出資者に書面等で説明。

まず個人事業主になる。
一先ずは、決算(確定申告)に向かえます。

相談可能な窓口

各都道府県に専門的な相談所が1つくらいある(笑)
見当たらなければ、商工会議所に!